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Heart  

 

feat.初音ミク

noo

身を焦がすような生活の中ひっそりと
息を潜めながら潜水を繰り返している

国道に沿って南下する朝露のさなか
セメントに散った小説を思い出していた

「昨日まで幸せでした」
なんて言えない明日があるから

そっと抉り出した夢の中は見たことのある景色で
酷く冴え渡る頭と動かない手足

眠れない夜のほうが詩になるでしょう?
悲しい顔のほうが絵になるでしょう?
僕が辛い気持ちでいるのも同じなんだよ

今日も振り出しに戻るだけで何一つ変わらぬ景色
酷く浅ましく闖入する影を許してしまうのだ

いっそ抉り出してこんな喉も心臓も肺も楽になれるまで
只管に愛を、その高が知れた愛をこの僕にください

 

04

ウォーキングデッドマン

 

feat.鏡音リン  

銀銀

 

忘れることが幸せというなら
此処にはなにも無い筈なんだ
昨日見かけた落ちていく人達
行方は未だわからないまま

子供騙しの拙い結末を見ながら
今剥がれ落ちるのは不純な嬌声

掠れて消えた脈動に意味があったとしても
終わりはやがてくるから
曖昧なまま過ぎる日々に永遠は不在
嘘だけを重ねていく
 
まともに生きるのは疲れるけど
辞めるほどの勇気など無くて
昨日見かけた落ちていく影達
無関心さえ装えない

人は迷いながらも歩くとい聞いていたけど
所詮何もかも世迷言なのさ

絶えず止まない跫音が明日を穿つのなら
理想なんてみなくていい
消えかけの灯火が照らす弱さに怯えて
夕闇にのまれていく

静かな部屋 錆びた鏡 消えない記憶の中
抜け出せない いつだって死んだままさ

掠れて消えた脈動に意味があったとしても
終わりはやがてくるから
曖昧なまま過ぎる日々に永遠は不在
嘘だけを重ね 夕闇にのまれていく

08

ネガピアス  

 

feat.GUMI 

ロリP

真っ暗で見えない君の表情
このシナリオは終わり
さあ、聞き飽きたフレーズ
全部脱がせて 僕の世界を壊して

劣等感が僕で そして君だ
解っていても 癒えず
「ありがとう、さよなら」
何もかもが 芝居がかった台詞

それでも 視界を埋め尽くした
君の影を 僕は掴めない
鎖を握り締めている 馬鹿らしいね
合理的な理由を探してる

意味の無い言葉一つに
疑心の色を塗り付けた
ただ 君に見つけて欲しかっただけ

そんな世界は嘘だって言って欲しかった
その手で僕の目塞いでよ
例えばそれが現実だとしても
零れてしまう 零れてしまう

結局 居心地の良い場所にまた
戻ってきては 吐いて
まっさらな頃より絡み合う糸
否定形の夢が叶う

それもデジャヴ
何度でも刻み付けるさ

意味の無い言葉一つに
疑心の色を塗り付けた
ただ 君に見つけて欲しかっただけ

そんな世界は嘘だって言って欲しかった
その手で僕の目塞いでよ
例えばそれが現実だとしても
零れてしまう 零れてしまう

ピアスの穴は今も塞がらない
遠い昔に 投げ捨てたはずなのにね
手の中には

網膜さえ焼けてしまうようだ
もう裏切らないで 僕に語りかける
誰もが知っているんだろうな
記憶の過去を 跡形も無く燃やし尽くしたい

意味の無い言葉一つに
疑心の色を塗り付けた
ただ 君に見つけて欲しかっただけ

ただ一つ 迷いも無いのに
過剰な声を許せない
僕の耳も塞いでよ 馬鹿みたいだ

こんな世界は嘘だって知ってるんだよ
この指が少し触れている
例えばそれが現実だとしても
零れてしまう 零れてしまう

 

01

dazzle

 

feat.鏡音リン  

ミソナ

目を奪われて 瞬き一つ 意味も失くした 眩しすぎて
数ある中で 君が選んで 舞い降りた部屋 何故ここだったの?

ただ幻みたいな物だから 窓の外放り出して

さよならは必要ない 君と僕の 優柔不断な結末
ヒントをあげるから 解いて見せてよ 神様が残した 安直な暗号
目眩まされる前に

暑さに溶けて 寒さに凍え 僕は出会った 消えた日々と
正しさだって 間違いだって 君の前では 価値などないから

全て悟られたいなこの心 知恵を捨てた成れの果て

今更もう怖くない なんて嘘つく 独りよがりな軌跡
その口角上げて 前を向けたら そんな嬉しい事 他になんてないな

愛しすぎるほど 目を背けたくなるけれど
徐々に薄れゆく 日々を 噛み締めて歩くよ

さよならは必要ない 君と僕の 優柔不断な結末
ヒントをあげるから 解けたらいつか 思い出してよまた 僕の事を

気づけば欲しいものは 全部この腕の中 泣き顔は見せない 最後じゃないから
また目を眩ましてよ

09

それはきっと真夏の幻

 

feat/GUMI初音ミク 

アンビリカル244


お気に入りの歌も 愛を叫ぶ歌も全部
煩くて仕方がないからさ スイッチを切ったんだ

相も変らず夢も見れない
僕たちみたいな事を駄目人間と
テレビの中の偉い人が言ったんだ
僕に愛想が尽きた君も
そんな事を言うの

それはそれはそれは真夏の
淡い淡いマボロシでした
途切れた群青で君が見えない
これはこれはこれは
僕と君が変わってしまった真夏の
ある暑い日の事です

黄色い線の内側の景色  陽炎が邪魔をして
君の顔も見えなくて 君の声も残響でかき消された

それは綺麗なとても綺麗な色褪せた頭の中
掻き集めても滲み出しても少しも足りなくて
世界が裏切ったって君だけは何処かに
行かないで消えないでよ

ざわめく風が君を隠す君を隠す
煙に巻かれて君だけが見えない
これはこれはこれは僕らが
駄目に駄目に駄目になった
酷く暑い夏の終わり頃

「いつかまた会う日まで」なんて
おしまいの合図を最後に嘘ついてさ
いつもの待ち合わせ、また遅刻して来た
君がそう言ったんだ

重なる影と影が離れていった
あれはあれは暑い夏の
淡い淡い僕らの記憶 消えてしまった

それはそれは真夏の
淡い淡いマボロシでした
途切れた群青で前が見えない
これでこれで終わりなんです
君が笑う最後の残像が
消えてくれなくて

空蝉、君、残像擦れてく
僕らの声 が響く暑い夏の終わり
僕と君が変わってしまったあの日


 

06

Reckless  

feat/GUMI
しけもく   lyric 那伽

何回目かも忘れる程繰り返した自問自答
それは今のあなたにとって必要なこと?
悩んでるフリしないでもうその答えは出たんでしょう?
拍手喝采待つのはやめにしたほうがいい
 
その胸の中で息衝くのが正解じゃないなら
どれだけ考えたってどうしようもないだろう
ねぇ望み通りならなければ間違いになるのか?
あなたが求めるような 理想論は叶わない
 
机上の空論 得意気に抱えたって意味は無い 馬鹿みたい
結末なんて 最初から分かり切っていただろう あなたは
ただ悩んでいたいだけでしょ?


何回目かも忘れる程繰り返した自問自答
そこに意味はあるのかなんて笑ってもいい?
描いたのとは違った道しか行けない未来規制
無理に先へ行くのはやめにしたほうがいい

ただ都合の良い言葉だけを求めてるのならば
頭に浮かんだものを全部全部くれてやる
その到着地は自業自得理想と違っても
あなたが望んだ結果 理想論は叶わない

机上の空論 いつまでも叫んだってどこにも 届かない
どうしようもない 夢ばかり見てはずっと逃げていた あなたは
ただその目を閉じてたいだけ…


勝算の見えない 奇跡に頼るような 無謀を勇気とは呼ばないよ
現実に背を向け 妄想に縋っても 惨めさが募っていくだけ

 
机上の空論 得意気に抱えたって意味は無い 馬鹿みたい
結末なんて 最初から分かり切っていただろう あなたは
ただ悩んでいたいだけでしょ?


 

 

02

今宵、宴ノ夜ニアラマシヲ 

feat/初音ミク
こがねむし

煩悩まみれのテオリア
むつまじき限りのparty night
いといといとほしく思へども
揺さぶる頭をアパティア
涅槃の境地に至りたい
やうやう白くなりゆくのです

まだすべきことこそすれば百代の過客
今宵もわらわはニヒルです

今日も変わらず覚めないままの狂乱者だった
悲劇の中のお姫ですの
ねえ どれだけたてば
ここから連れ出してくれるのよ
繰り返しはもう疲れたわ

薄ら笑いけるモナリザ
あやしがりて寄りては見ない
つれづれなるままに時を過ごして
よしなしごとで埋められた
眠けれども寝ざるのmid night
とうとういと頭がおかし

そう行きかふ年も私も旅人 小人
全て捨て去りてjoyでいこう

今日のドレスは何色?いろいろはに金平糖
そうよ私はまだシンデレラ
ねえ時間がないわ
今すぐ迎えにきて頂戴
運命を変える王子様

もうくたびれ果てたわ 隔たりのある現実
無駄な思考は上書きして

今日も変わらず覚めないままの狂信者だった
意味のない妄言並べて
もう リアリズムなら
殺して逃げてきてしまったの
わびさびなんてもういらないわ
喜楽だけをさあ差し出して
今宵、宴ノ夜ニアラマシヲ....

 

05

X.Y.Z 

 

feat.GUMI 

カラスヤサボウ


点でうたれた秘密をつなぐ線から
はじき出された形を真似た僕らさ
収束してく日々の中に飲まれてく
感覚だけが臨界点を超えてゆく

定義のなかで逃れられない僕らが
はじき出された場所も長くはないかな
瞬間、全て偽りと気がついても
実体なんてなくしたような世界

模範解答の中で
息を殺す
僕らはいつだって
声を上げる時を待っていた

0と1の間、解の先
そこに隠れたXYZ
ほらね、最後の最後にはキセキなん  ておこらない
だからなんだい?

絶体絶命の先
座標軸の外のA.に届け
全てを覆す準備はいつだってできているさ

点でうたれた秘密をつなぐ線から
はじき出された形を真似た僕らさ
収束してく日々に既に意味はない
偽りだらけのこの世界を超えてゆく

誰もみんな目を閉ざしては逃げ出してゆく
僕ら二度と戻れない場所へと歩いてきたんだ

深呼吸の間 指の先
世界を敵に回したとしても
真実の真偽を今確かめようとした
 
0と1の間、解の先
そこに隠れたXYZ
ほらね最後の最後に繋がる全てをキセキと
呼ぶんだっけ? 

絶体絶命の先
座標軸の外のA.を
今解き明かすための
舞台は整っているさ

0と1の間、解の先
例外だらけのこの世界を解き明かしにゆこうか

 

03

グライダー 

feat/初音ミク
きっきょん


クリーム色したカーテン 夏の花揺れる ざわめきたつ胸
注ぎ足したソーダ水の粒がほら一つ 夏の色になる

はじめて触れた手のひらに気持ちがばれてしまいそうで
時々、夢に隠れては思い出す
たぶんね、君は知らなくていいことだけど
本当は気付いてほしくて

ねぇ、今すぐわたし 君の空へ飛んでくよ
伝えきれない気持ちがね 溢れて雲になる前に
悲しそうな顔しないでって笑う君は
わたしだけのグライダー

いくつかの季節がほら、過ぎ去って 君のまねも上手くなった
同じ気持ちでいられたこと、ずっと忘れないでとつぶやく

形がないものばかり求めてしまうのはきっと
ドキドキするための罠かなんかで
神様が目を逸らしてるその隙に今飛び立とう
僕らの翼で

夏の陽射しが 二人を包んで 青に溶けてく

ねぇ、今すぐわたし 君の空へ飛んでくよ
伝えきれない気持ちがね 溢れて雲になる前に
嬉しそうな顔で笑う君がいるから
夢みたいだ

ねぇ、今すぐわたし 君の空へ飛んでくよ
伝えきれない気持ちはね 溢れて雲になればいい
どこまでも連れていってくれるんだ君は
わたしだけのグライダー

07

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